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3つのことを揃えるチームはが必ず伸びる!その3つとは?

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3つのことを揃えるとチームは必ず伸びます。その3つのこととは、

1.チームで達成したいこと
2.社会、世の中のために達成したいこと
3.個人のために達成したいこと

つまり、チームの目的、何のためにするのかということと、個人の目的を揃えることです。

押し付けられた目標ではモチベーションがわかない

「チーム一人ひとりのモチベーションが上がってこないがどうしたらよいか…」

と悩む経営者は多いと言います。

「我が社の売上10億円UPを目指す!」
「契約件数100件が目標だ!」

と言われても社員一人ひとりがなぜその目標を達成する必要があるのか、という意義を感じることができなければモチベーションがわかないのは当然のことです。

なぜなら目標はあって「何のためにそれをするのか」という意義がないからです。

幸せのウェイトが変わった

アメリカの心理学者、「ポジティブ心理学」の第一人者のマーティン・セリグマンは人の幸せは5つにわけられる、といいます。

1.達成
2.快楽
3.没頭
4.良好な人間関係
5.意味合い

全世界、ミレニアム世代(1980~2000年)85万人を対象にした「仕事の動機付けについて」のアンケート調査があります。

1位 - 社会やコミュニティに対する影響力
2位 - 学びがあるか
3位 - 家庭との両立

ワースト1位 - お金
ワースト2位 - 自主性を発揮できるか
ワースト3位 - 名声を得られるか

若い世代が幸せを感じるものは「意味合い」や「良好な人間関係」です。

喜び

団塊の世代の方々は子供時代は戦後ということもあり大変貧しい時代を過ごしました。そのため上に上がりたいという「達成」が幸せのウェイトを大きく占めていたといわれています。

しかし時代は変わりました。第2次ベビーブーム以降の世代は、住む家や食べ物に関していえば戦後とは比べ物にならないほどよくなりました。大きな達成などしなくても何不自由なく暮らせるようになったのです。

そのため、達成よりも「何のためにしているのか。」という意義や意味合いを求める傾向が強くなりました。またSNSなどの発展もあり、「良好な人間関係」を築くことも幸せのウェイトを大きく占めるようになっています。

団塊の世代の方は

会社の売上が上がる=自分の給料が増える=生活が豊かになる⇒達成

しかし今の世代は違います。幸せのウェイトが変化しているのです。
チームや会社、組織が本質的にならなければ人が動かなくなっているのです。

逆に言えば、単なるハウツーではないより本質的なことをしなければチームや組織は発展しない時代に突入したのです。

社会的意義、チームの意義、個人の意義を揃えるためにすべきこととは

何事も「自分事」でなければ人は動きません。

また「自分事」と感じることができてもそこに社会的な意義や目的がなければ動かないことを知っておく必要があります。

そこでまずはじめることは、チームメンバーの「夢」や「達成したいこと」、「目的」、「夢」を聞くことからはじめるのがもっとも有効です。

たとえばサッカーチームであれば、
チームの目標:全国大会出場
社会的意義:弱小だった自分たちでもやれることを示し、社会に勇気を与える
個人的意義:スカウトしてもらう

実際、サッカーのチームを指導していたとき、チーム員一人ひとりのモチベーションが高く、成長していったときは以上の3つが揃っていました。

新規事業のシステムエンジニアを任され、大きな成果を上げた時も思い出してみればその3つが揃っていました。
チームの目標:会社の一翼を担う事業にする
社会的意義:我々が実施している検査が未然に事故を防ぎ、事故で亡くなる不幸な事件、人をなくす
個人的意義:スキルを磨くことによりどこにいっても通用する人材になる

とくに社会的意義と個人的意義について私は何度も何度もチームの一人ひとりに声をかけてことを覚えています。一人ひとりの目標や意義なども聞いてまわりました。その意義とチーム、社会の意義がつながっていることを何度も話しました。みなが本気になって取り組んでくれたおかげで大きな成果を達成することができました。

大切はことは「自分事」にすること。そして意味合い、意義を感じるようにすることです。難しいことはありません。まずは一人ひとりの夢や目標、達成したいことなどを聞いてみましょう。そしてチームの意義、社会的意義を改めて考えましょう。

それが本質的な解決になります。

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