チームメンバー一人ひとりの特性を知るためのツール
チームにおいて一人ひとりの特性を知ることはとても重要です。
何が得意で何が不得意か。また持っている特性を活かすこともとても大切です。
自分のことを的確に表すのは意外に難しいものです。
そこで自分こと、そしてチーム一人ひとりの理解しやすくなるためのツールを紹介いたします。
エムグラム
105問の質問に答えることにより性格診断を行います。無料でできます(詳しい解説が欲しい場合は別途費用)。
以下が私が実際にやってみた結果です。
構成する8性格
8つ原石
他にも
・性格と才能
・性格と恋愛
・性格と仕事
の5つの項目について診断結果を見ることができます。
構成する性格8と8つの原石は私が診断した結果です。家族や友人に見せたら
「当たってる」
とのことでした…
個人的にも当たっていると思いました。
1,970円を支払えばさらに詳しい解説がもらえます。
16Personalities
この16Personalities性格診断テストは、読者から非常に正確で、「ちょっぴりゾッとする」と言われています。
ありのままの自分となぜ自分がそのように行動するのかの理由に関する、正確で具体的な説明を手に入れましょう。
https://www.16personalities.com/ja
設問は60問です。サイトでは12分以内に終わらせましょう、とありました。直感で答えてね、ということでしょうか。
ちなみに私は日をあけて3回やってみましたが、3回とも『広報運動家』でした…
偏愛マップ
偏愛マップとは、1枚の紙(A4のペーパー)に、自分の偏愛するものをキーワード方式に書いたものです。 書き方は、「くもの巣型」、「ジャンル型」、「時代型」などあるが、形式は自由です。
以下の参考になったサイトです。
初対面の人が一気に仲良くなれる「偏愛マップ」というものを試してみたら想像以上の効果があって、色んな人のを見てみたくなったお話
またGoogleで『偏愛マップ』で検索し、画像検索するといろいろな偏愛マップを見ることができます。
自分取説
書き方は様々あるのが自分取説です。場合によってはノート一冊を使って自分取説を作る、というのもありますが、ここでは以下の3つに絞ってやってみましょう。
1.この会社に入ろうと思った動機
今の仕事につながる子供のころ、学生時代の原体験を振り返るのがポイント。
2.自分が120%頑張っちゃうこと。
自分が好きで得意なこと、誰になんと言われてもどんなに時間を費やしても飽きないこと。心のエンジンがかかるようなこと。
3.これだけはダメ、嫌
自分の取扱注意ポイント。
ツールを使って互いを理解し、コミュニケーションがもっとよくなる使い方
他にもツールはたくさんあります。いろいろあるので探してみてください。
ツールは使い方によって薬にも毒にもなりうるものです。
とくに自分取説は自分のセンシティブなところを表現するので注意が必要です。
これらのツールは人を批判するために使うのではありません。
互いによくわかり合い、今後のチームをよりよいものにするために使う、という意義を共有して進めましょう。
それでは以上の性格診断やツールを効果的に使う方法です。
1.無記名で自分の性格診断や偏愛マップをファイリングする
2.1カ所に集め、それぞれに番号を振る
3.チームメンバーがそれらを読み、誰のものかを予想する
ただ互いに見せ合うのではなく、誰のものかを予想すると非常に盛り上がります。できればファシリテーターをつけるのが理想的です。
少し時間は取りますが、飲み会に比べコストはかかりませんし、何倍も効果があるので非常におすすめです。