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思考は現実化する?しない?

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名著ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」

私が本を読むようになったのは高校1年生からでした。

このままボーっと生きているのなんかまずい、と漠然と思っていました。
そんなとき出会った本が落合信彦氏の本でした。

タイトルは「狼のたちへの伝言」だったと思います。

何かしら熱い思いがこみあげ、なんか自分もやってみなあかん、と気持ちになったことだけは記憶にあります。

そこから自己啓発本を読むようになり、影響を受けたのが一つが、ナポレオン・ヒルの
「思考は現実化する」
です。

思いの力とはそんなに強いものなのかと素直に信じるも、やってみるとすぐに何かが叶うわけではない、という現実に突き当たり、まぁそういうもんなんだろう、ぐらいで終わってしまいました。

思考は現実化することもしないこともどちらも真実

最近、読んだ本で、『情熱をお金に変える方法』。その中で

「思考は現実化しない。行動が現実化する。」

と書かれているところがあり、納得してしまいました。

ただ思うだけですべてが叶うのであればこんないいことはない。

「思考は現実化する」
「思考は現実化しない」

今、思うことはどちらも真実であるということ。

「思考は現実化した」という人は強烈に思い描き情熱を持って行動されたのだと思います。この思いや思考というのは数値で計ることができません。相手を想う気持ちや、愛情の深さを数値で計ることができないように、思考のリアリティさや情熱を計ることはできません。

「思考は現実化しなかった」という方は思い、思考の深さや情熱、リアリティさが足りない。脳は現実とそうでないことを判断できないと言います。そして現実と思い描くことにギャップがあるとそれを埋めようとするそうです。

ただし、どれだけ強烈に思考してもやはり行動しなければ現実化しません。

「ステーキ食べたい」と強烈に思っても現実化しません。食べたいのであればいきなりステーキにいくか、スーパーでステーキ肉を買って焼くか、いずれにしても行動しなければ食べることはできません。

思考は「こうなったらいいなぁ」程度ではかないません。正直、思い描かなくても行動すればいいんです。

ある人も(誰かは忘れてしまいました…)こう言っています。
「計画よりも先に行動してしまえ」
と。これが正解だとは思いませんが、あまりにも行動しない人が多いからなのでしょう。

現実化しないもう一つの原因。常識人は行動するやつをバカにする。

行動しない一つの原因は、人間は「安全」を本能的に重要視するためです。

新しいことをするというのは危険が伴う、と本能的に判断し、行動を妨げようとします。
どんなに論理的に正しいことでも行動できない原因の一つも本能が安全を求めるためです。

常識人の人は考えないで行動する人をバカにする傾向があります。行動する人は時に非常識なことばかりするので、ムカつくようです。

また行動する人をバカにする人はライフポジションでいうと
「自分はOK、あなたはダメ」もしくは「自分もダメ、あなたもダメ」
という人です。

ライフポジションとは人は4つのポジションのどこかに自分の居場所を定め、そこから物事を判断し、態度を決める、というものです。
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最初は意欲的に思考し、現実化しようとして行動すると常識人からこう言われます。

「どうせダメだって。」
「なんでそんなことするの?無理に決まってる。」
「そんなことしたら危ないよ。」
など。

人は本能的に安全なところにいたいので、否定されたり、馬鹿にされたりすると元居たところに戻ろうとします。つまり、何もしない、ということを選択するのです。

ライフポジションでもっともよいのは
「自分もOK、あなたもOK」
です。

自分を責めず、他人も責めない。

他人が否定し、馬鹿にしてきてもそれを克服するために、さらに思いを強くし、行動する。

一ついい方法があります。それは意識的に「毎日違うことをする」ということです。たとえば朝食の食べるものが毎日パンだったものを、和食に変える。いつも同じランチを食べているのであれば、それも変える。帰宅する道が同じであれば違う道を通る。同じジャンルの本やマンガを読んでいるのであれば、普段は絶対に手を付けないような本やマンガに手を出してみる。

など小さな変化を積み重ねるのです。そうすると脳は違うことに慣れていきます。

そうすると行動にストップをかける機能も少しずつ変わってきます。

思考を現実かするのもしないのも、結果を決めるのは行動です。ライフポジションを適切にし、変化に慣れましょう。

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